インド・バンガロールにおける日本留学説明会開催報告

1.日時・場所等

(1) 日時: 2012年9月1日 (土) 午前10時00分~午後5時00分
(2) 会場: Trinity Hall, Vivanta by Taj MG Road
(住所:41/3, Mahatma Gandhi Road Bangalore Karnataka - 560 001 India)
(3) 主催: 東京大学
(4) 後援: 在インド日本国大使館、文部科学省
(5) 協力: Bangalore University School of Japanese Language、バンガロール日本商工会、バンガロール日本人会(さくら会)、ヤクルト・ダノン・インディア、ソニー・インディア、日清食品株式会社

2.プログラム概要

(1) 各大学個別ブースでの進学相談 (10:00-17:00)

(2) 講演会 (使用言語:英語) (10:00-15:00)

10:00-10:05 (5分) 開会宣言 東京大学羽田副学長 (吉野インド事務所長代読)
10:05-10:15 (10分) 主賓ご挨拶 (国立生物科学研究所長Prof.K.VijayRaghavan, F.R.S.)
10:15-10:20 (5分) 大使館ご挨拶 (在インド日本大使館バンガロール事務所伊原所長)
10:20-10:40 (20分) 日本留学に関する基調講演 (東京大学情報理工学系研究科江崎教授)
10:40-11:45 (65分) 留学経験についてのパネルディスカッション
11:45-14:15 (150分) 各大学による大学プレゼンテーション (各大学15分×10大学)
14:15-14:25 (10分) 在インド日本国大使館日本大使館バンガロール事務所によるプレゼンテーション (Mr.Thomas Joseph (奨学金について)、Mrs. Shalini Walia (ビザについて) )
14:25-14:35 (10分) 日系企業への就職について
(SONY India, Dr. Asha Bhandary, Head of Human Resources)
14:35-14:45 (10分) 理化学研究所によるプレゼンテーション (横田外務部・部長)
14:45-14:55 (10分) 参加企業・大学よりグッズ提供 (抽選)
14:55-15:00 (5分) 吉野インド事務所長挨拶

参加機関

  • 東北大学、筑波大学、名古屋大学、大阪大学、九州大学、明治大学、早稲田大学、同志社大学、立命館大学
  • 京都府
    (資料参加)
    京都、慶應義塾、上智、北海道、新潟、金沢、群馬、千葉、国際基督教(ICU)、神戸、山口大学

3. 実施報告

当日は304名の海外留学に関心のあるバンガロール及びその周辺地域の高校生、大学生が参加した。バンガロールの名門高校であるDelhi Public School Bangalore South校から54名、同Northから15名、同East校から5名が教員の引率で参加し、またSri Kumaran Children's Homeからも15名の参加者があった。保護者を伴って参加する学生も多く見られた。午前中の参加者の方が多かったものの、一日を通して絶え間なく参加者が訪れていた。

(1) 各大学個別ブースでの進学相談

 各大学個別ブースにて、教育内容や入学試験、留学生への支援等について、参加者と個別に質疑応答を行った。各大学ブースでは工学系を始め理系大学院についての質問が多く見られたが、学部入試についての質問も寄せられた。多かった質問は、入学申請方法や必要書類・時期・審査方法、奨学金等で、入学予定の学生から日本の生活に関する質問や、日本語コースについての質問もあった。

(2) 講演会

 開会宣言の後、主賓である国立生物科学研究所長 Prof.K.VijayRaghavan, F.R.S. から挨拶があり、日本の科学技術交流の歴史を通じた日本との交流の素晴らしさを紹介した上で日本への留学を強く推薦すると学生に呼びかけて戴いた。
 在インド日本大使館バンガロール事務所伊原所長からは特にインドから優秀学生の招致が日本政府として優先課題であるとご挨拶戴いた。
 続く江崎教授の基調講演では、自身の情報通信研究及び日印の関連プロジェクトに触れながら、世界は情報化時代を迎えて簡単に情報は得られる様になったが、智慧は人と人との交流から学ぶものなので、グローバルキャンパスで学ぶ意義は大きく留学は益々重要となっている。日本はインド人の留学先の重要な候補地になり得ると日本で学ぶ重要性を強調された。
 留学経験者によるパネルディスカッションでは、東京大学校友会会長のMr. Shrikrishna Kulkarniの司会進行により、東北大学・東京大学・名古屋大学・大阪大学・九州大学・早稲田大学・同志社大学に在学中または卒業見込みの学生7名が参加し、なぜ日本を選択したのか、自分が体験している日本の魅力、将来の夢についてパネリストそれぞれの経験談を行った。会場の参加者からの質疑応答では、欧米に比べての日本の魅力や、ベジタリアン対応の食事についてなど、多くの質問が寄せられ盛況であった。
 次いで、参加大学によるプレゼンテーションがあり、続いて、在インド日本国大使館日本大使館バンガロール事務所Mr.Thomas Josephより奨学金について、Mrs. Shalini Waliaよりビザについて、SONY India, Dr. Asha Bhandary, Head of Human Resourcesより日系企業の就職について、理化学研究所横田外務部・部長より、ポスドク研究者の受入制度や共同研究について説明があった。
 最後に、吉野インド事務所長から福引の当選者の発表(景品は企業及びG30参加大学からの寄附)及び参加者への御礼の挨拶が行われた。

(3) その他

 日本色を出す工夫も行った。会場外では、日本人会さくら会による茶道体験が行われ、また、ヤクルト・ダノン・インディア及び日清食品株式会社からサンプル提供があり、いずれも大好評であった。茶道体験の様子は翌日の新聞でも取り上げられた。

(4) 新聞記事

 当日は、現地新聞社11社、オンラインニュース配信会社3社の取材があった。 Times of India、The Hindu、DNA、New Indian Express紙の紙面・オンライン版に掲載された。

The Hindu:
http://www.thehindu.com/news/cities/bangalore/students-throng-japan-education-fair-2012/article3848677.ece
DNA:
http://www.dnaindia.com/bangalore/report_japanese-varsities-camp-in-blore_1735703

(5) 参加者アンケート(回答数143名)

 参加者からのアンケートでは、「日本の大学や文化について知る良い機会だった」「日本へ留学する気持ちが高まった/子供を日本に留学させたいと思う」「パネルディスカッション、大学プレゼンテーション、基調講演が良かった」「就職についての情報が得られて良かった」「興味のある全ての大学の情報を得ることができた」「博士課程入学についての有益な情報が得られた」「(ブースの)大学担当者がフレンドリーで参加して良かった」「このような機会を今年やそれ以降も続けてほしい」等の好意的な意見が多かった。

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(6) 写真

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Prof.K.VijayRaghavan, F.R.S.によるご挨拶 在インド日本大使館バンガロール事務所
伊原所長によるご挨拶
江崎教授による基調講演

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留学経験についてのパネルディスカッション 講演に聞き入る参加者 ブースの様子

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茶道体験をする高校生